● 問題を解決するには、外部からの情報抜きには考えられない ● 製造現場の問題は、工場内に居ればチョコ停止、ユーザークレーム、災害、生産性 などの数字から自然に解ってきます。
しかし、その問題を解決するには工場内の情報だけでは難しく、ほとんどの場合、 外部からの情報抜きには考えられません。
大企業の場合は競争原理を働かせ購買の力も強く、売り込みも多いので情報は どんどん入ってきますが、中小企業の場合は、オーナーの個人的付き合いなどに よる購買がほとんどでなかなか情報が入ってこないのが一般的です。
せっかく多額のお金を取引先に支払っているのですから、彼らの情報力、技術力を ふんだんに使わない手はありません。 -------------------------------------------------------------------------- ● 取引先に聞けば問題はすぐ解決する ● 製造業の購買取引先には、原材料メーカー、薬品メーカー、包装資材メーカー、 試験機器メーカー、設備メーカー、消耗部品メーカーなどがあり、それぞれの 会社にはその道の専門の技術者がおり、専門の試験設備をも持っています。
さらに、彼らは購入する側の競争相手にも売込みをしているのですから、他社の 情報を最もよく知っている存在でもあります。
だから、自社で困っている問題があれば、即座に取引先に問題点の分析や他社の 状況を聴くなどすれば簡単に実態を解明出来、問題はすぐ解決します。 -------------------------------------------------------------------------- ● これからの現場管理者 ● 取引先を使わないで、自分たちの力でいろいろ試行錯誤をする技術者が多く見受け られます。 彼らは得てして社内では力があり、よくいろんなことを知っている場合が多いよう ですが、所詮、知識の幅が広いだけで上辺のことしか知らないのが殆どです。
製造現場の問題は科学ですから、原理原則抜きには解決しません。
取引先はその科学の原理原則を知っていますから、素直に彼らの力に頼ることが 早い解決策へつながって行きます。
これからの現場管理者には、いかに早く、簡単に、使える力を最大限に使い問題を 解決していくかが求められています。
内部だけの力で問題解決するのではなく、外部の力つまり取引先の情報力や 技術力を活用できる人がこれからの現場管理者と言えるでしょう。
以 上
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