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「マネジメントの視点」バックナンバー

[第083号]2007/10/09


 相手が悪いでは何も解決しない
 

● 無責任病という組織病にかかった現場の症状 ●

現場の中で、何か問題が起きると、決まって、

   ・そんなことはするなんて、信じられない。
   ・こんなにしとくのが常識だ。

と、あたかも自分たちには非が無く、相手を非難するのを見かけませんか?

自分には責任が無く、全てが相手の責任にしてしまえば、自分たちは何もしないで
済むわけですからこんな簡単なことはありません。

無責任病という組織病にかかった現場の症状は「すべて責任は他人」という
言動です。

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● 問題が発生したのは自分たちに責任がある ●

自分たちの周りで起きた問題を相手が悪いような論法で片付けてしまったら、
何も解決しません。

人は間違う動物であり、勘違いや思い違いなど日常茶飯事で、思いどおりに
いかないのが当たり前です。

仮に相手がおかしなことをしても、自分の所には問題が発生しないように、また、
影響させないようにするのが、仕組みであり、その仕組みを磨き上げることが、
改善と言う進歩につながると思うのです。

だから決して現場の中では、自分には責任がなく、すべて他人が悪いと言うことを
言わせない風土が必要であり、

すべて、問題が発生したのは自分たちに責任があるという考え方をしなければ
いつまでたっても同じ問題が繰り返えされてしまいます。

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● 現場の中では常に問題が多発 ●

・資材や原材料の品質から問題が発生したならば、受け入れの検査方法に問題が
 あるのではないか?

・前工程からの品質に問題があるならば、受け取る前にどのように確認するか?

・機械事故が発生したならば、どうして事故になる前に発見し、早く対処が
 できなかったのか?

・災害が発生したなら、どうして事前に食い止められなかったのか?

・購入品が余ってしまったなら、余らないような買い方は出来なかったのか?

・不良品が生産されたなら、どうすれば不良品を作らないで済むのか?

・製品が長期在庫になってしまったら、どうすれば長期在庫品を作らないで
 済むのか?

・クレームが発生したら、どうして出荷されたのか、検査方法に誤りがある
 のではないか?どうすれば、クレーム品を作らないで済むか?

・生産計画がころころ変わるなら、どうすれば変わらないようになるのか?

現場の中では常に上記のような問題が多発しています。

他部署や人のせいにするのではなく、自分たちのやり方を変えることが大切です。

   ・ルールはあるのか?ないのか?
   ・ルールがなければ、ルールを作る。
   ・ルールがあれば、ルールを守る。
   ・守れないルールならルールを変更する。
   ・ルールがあるのに問題が発生したのなら、ルールを変える。

相手が悪いでは何も解決しません。責任は自分たちにあるという考えの元に
やり方を変えてみたら良いと思います。
                                以 上


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