● 物づくりの現場では、常に異常が発生している ●
物づくりの現場では、常に正常な状態であるのが望ましいのですが、ほとんどと 言っていいほど、常に異常が発生しています。
設備的異常、品質的異常、原材料の異常、人の言動の異常などがその類です。
これらの異常は、早く察知し、早く対処していくのが生産現場において求められて いますが、なぜかトラブルが発生してから対処することが繰り返されています。
このトラブルを未然に防ぐ方法はないのでしょうか?
-------------------------------------------------------------------------- ● 実際に操業に携わっている人たちは知っている ● 設備であれ、品質であれ、原材料であれ、人であれ、異常の感知は実際に操業に 携わっている人たちはほとんどの場合全て知っています。
知らないのは操業に携わっていない管理監督者や管理職で、知らない量も位が上に なればなるほど増えていきます。
この操業する人と管理監督者や管理職を結びつけるものが、コミュニケーション です。
コミュニケーションは、会社の経営思想や運営方法、そして現場を管理している 管理職の意識や考え方などによって左右されますが、中小の会社だけでなく、 大企業でもなかなかうまくいってる所は少ないようです。
-------------------------------------------------------------------------- ● コミュニケーションの基本は対話 ●
コミュニケーションの基本は対話です。
顔を突き合わせ、言葉、文書、図面、写真、ビデオ、表情、身振り手振りを 通じて、お互いの考えている事を理解し合うことにあります。
ところが、部門が違うと直接対話をすることが出来ないために、思い込みや想像や 勘違いなどから、
・どうしてあんなことをするのか? ・ちょっと考えたら解るだろう? ・どうしようもない奴らだな?
などと、批判が先に立ち、言ってもしょうがない、どうでもいいやなどと、 何もしなくなり、トラブルに発展してしまうのです。
同じ部門内でも直接的対話がなければ、同じようになってしまいます。
最近はこれに拍車をかけているのが、メールです。同じ日本語でも、個人によって 言語の持つ意味が違う場合が多いので、トラブルになりかねません。
職場内の異常を一番良く知っている操業員との直接的対話をすればするほど、 コミュニケーションが良くなり、異常への対処が早く打てるようになります。
基本に立ち返り、頻繁に顔と顔を突き合わせ、対話を試みてください。 時間と回数に比例して、情報を得ることが出来トラブルを未然に防ぐことが 出来ます。
以 上
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