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「マネジメントの視点」バックナンバー

[第063号]2007/07/17


 自己啓発の具体的な方法
 

● 自己啓発は肩肘張らず気楽に継続する ●

自分のために自分から進んで学ぶと言うのは、言うのは簡単ですがなかなか実行
するのは難しいものです。
意志の強い人ならまだしも、普通の人はどうしてもその日に任せ、だらだら時間を
潰してしまうものです。

よく、自己啓発は、目標を立て、計画を作り、達成のための方法を決めて行うのが
良いなどと言いますが、このような考え方は、意思の強い人向けで、普通の人には
なかなか無理のようです。しかも、自己啓発は、高校や大学を出てから退職する
までの長い期間自らの成長ために行うのですから、肩肘張らずに、気楽にやらないとうまくいきません。

ビジネスパーソンにとっての自己啓発の目的は、地位が上がろうが、仕事の幅が
広がろうがどのような状況に置かれても、仕事を簡単に行えるようになることです。

だから、常に自分を磨き続ける「継続性」が最も重要で、簡単でやり易いことを
気長くやるようにしないと長続きしません。

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● 自己啓発の方法 ●

自己啓発にはいろんな方法があります。情報を入れる、勉強する、人と接触する、
アドバイスを受けるなど多方面から、マネジメント力、感性、思考力、実行力などを磨き向上させることが望まれます。

(1) 新聞を読む
(2) 業界紙を読む
(3) ビジネス雑誌読む
(4) ビジネス専門誌を読む
(5) ビジネス書を読む
(6) 技術専門書を読む
(7) 技術専門雑誌を読む

(8) 資格を取る
(9) 通信教育を受ける
(10)社内の研修教育を受講する
(11)学校に通う 
(12)ビジネスフェアや展示会に行く
(13)ビジネスコンサルタントの講話を聴く
(14)ビジネスコンサルタントの講習会を受講する
(15)著名人の講話を聴く

(16)地域の活動に参加する
(17)業界団体の会合に出席する
(18)同窓会に出席する
(19)友人とビジネス談義をする
(20)家族と会話や行事を行う

(21)自分のビジネスアドバイザーを持つ

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● 書物から情報を得る ●

多くのビジネスマンで日経新聞さえ読んでない人がおり、ビックリさせられます。
毎月3千数百円で世の中の状況、情勢が解るだけでなく、仕事に役立つ情報が満載
しています。隅から隅まで読む必要はなく、タイトルを見るだけでも365日毎日
続けたら、読まない人との差は5〜10年経てば物凄い差になって現れてきます。
ビジネス感性を養うのには、もってこいの新聞が「日経新聞」だと言えます。


東洋経済、ダイヤモンド、プレジデント、日経ビジネス、THE21など非常に
多くのビジネス雑誌が出版されています。どの本も、ビジネスマンに興味を引いて
欲しいもんだから、タイトルには工夫を重ねており、ついつい手が出そうになり
ますが、内容は浅く、どれも表面的といわざるを得ません。

有名人や会社の社長などがいろいろ話をしてくれていますが、彼らには当然思惑が
あり話をしているだけですから、重要な所やノウハウの部分は表には出てきません。
いろんな人との話題づくりの為なら日経ビジネスは良いかもしれませんが、実践にはなかなか役立つものは少ないと言えます。

マネジメント力を上げたい経営者や管理職には「ハーバードビジネスレビュー」が
お薦めです。月1回の発行で約1300〜1700円ですから、読む量も、金額も
適当です。最初はなかなか読みにくいのですが、慣れると解りやすくなり、しかも、表や図をふんだんに使っていますから、読むのではなく、見るだけで簡単に理解できます。
ビジネス雑誌で書かれていることや多くの人が言っていることの矛盾や誤りが解る
ようになり、実践向きです。


ビジネス書は次から次に出版され、店頭や新聞に並べられますから、ついつい買わ
されてしまいますが、本当に、買って読んで良かったと、言えるのは意外と少ない
ものです。

人を大切にする経営や問題解決の方法に関する本などは、20数年前から言われて
いることで、何ら新しいことはありません。そもそもマネジメントの基本に流行は
ないのですから、あれやこれや買って読むよりも、良い本を厳選して読む方が時間も効率的に使えるし、費用も節約できます。

社内の研修教育などは費用もかからず、積極的に受けるにこしたことはありません。しかし、ビジネス学校に通ったり、ビジネスコンサルタントの講習会や講話、通信教育などは、多額の費用と時間を必要とするだけでなく、知識を一時的に得るだけですから、忘れてしまい実践にはほとんど役立ちません。

それより、地域の活動に参加したり、業界団体の会合に参加したり、同窓会に出席
したりなど、いろんな考えの人や利害の関りのない異質の人との接触の方が多くの
事を学べるでしょう。

これからの自己啓発は、情報を入手するだけでなく、人とのコミュニケーションの
中からビジネス感性を養っていくことが重要になってきます。

そのためには、自分のビジネスアドバイザーを持ち、仕事を効率よく行うことで、
自己啓発に使う時間を多く捻出することが必要です。

                                 以 上


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