●仕事の障害となっていることとは●
多くの 部長や課長が、やろうと考えてても手がけられていない言い訳として、
「毎日忙しくて時間が足りない」 「部下に人材が不足している」 「予算が削られいるのでできない」 「今の設備ではどうすることもできない」
というようなことが聞こえてきます。 でもこれらの言い訳には、
「現場の日々の生産活動に自分が関わっておかなければ仕事が回っていかない」 「ここまで省人化されたのでは仕事の効率が落ちるのは当たり前である」 「会社の方針として必要な予算を削られたのだから、我慢するしかない」 「こんな古い設備では競争にならない」
といった言い古された理由がついてくるのですが、経営者の立場からすれば、 彼らは「やらない」と言っているのと同じことであり、
さらに、そういう事を何年言い続けても、何も変わらないのだということに 気が付いて欲しいと思うのです。 --------------------------------------------------------------------------- ●何に気が付いていないのか● 32号「権限がないので できません」と同じく、自ら考えて行動するという、 もっとも大事なことを避けて通る体質に、多くの人達が知らず知らずのうちになってしまっています。
新任の管理職が、「常に部下から自分が必要とされている」姿を望み、
・スタッフの時からの経験を生かして生産活動に深く関わり、主任がすべき仕事ま で取り込んでしまったり、
・権限や予算がないからできないと、自分に許される経営資源の枠を狭めたり、
すなわち先々を見通して、やるべきことに取り組んでいく仕事よりも、日々の問題に深く関わり、指示を出している方が楽なのですから、自ずとそちらに流れてしまいます。
リーダーが自分に課する目標は、強い会社・強い組織にしていくために何を変えて いくべきなのか、という体質改善の目標であり、既存のやり方を変えていくのです から、障害や反対に遭遇することは当然のこと、関係部門を動かし、必要予算や人材を確保し、それを押し進めていくことが求められており、
行動を起こしていかない限り、やがては組織から自分がはじき出されてしまうのだ、ということに気付かなければいけません。
--------------------------------------------------------------------------- ● リーダーとして心得ておくこと ●
リーダーの心得としては、数々の言葉が本になっています。 ここでは、「自ら考えて行動する」に関して、三点並べておきます。
1)日々の問題ではなく、部門や会社の経営課題を正しく捕らえ、課題解決に向け て目標を定め、やるべきこととシナリオをまとめ、障害に対して果敢に向かう
2)「権限がない・予算がないからできない」ではなく、目標を実現させるために 人も予算もどうしても必要なら、関係部門を説き伏せてでも、確保していける ように自ら動いていく。 できないのは、周りが悪いのではなく、自分自身に問題がある
3)仕事の進め方は、自由に選択できる。 最初から自分で使える経営資源を限定しないで、あらゆる方策を考えてみるこ と
ホームページ http://www.mma-office.com 「行動指針心得帳」にて紹介しています、「できる会社の 社是・社訓」 千野信浩著 新潮新書の中には、もっと多くの教訓となる言葉が紹介されています。
以 上
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