●チーム運営はうまく機能させると大きな成果が期待できる ●
製造業のほとんどの現場では、物づくりをチーム単位で行うように組織を組んで いることでしょう。
チームで仕事をしていくと、
・みんなと協力して仕事をしよう。 ・みんなに迷惑をかえないようにしよう。 ・みんなから仲間はずれにならないように努力しよう。 ・お互い助け合い、支え合おう。 ・他のチームには負けたくない。
などの人間の集団本能が働き、チーム運営をうまく機能させると大きな成果が期待 できます。
成果主義の下に個人の実績と評価を前面に出すと、力のある社員にとっては良い のですが、評価が平均以下であったり、力の無い社員にとっては、不安や不平が 見えない所で渦巻き、これでは運営は到底出来ません。
・言われた事だけをしておけば責任は果たせる ・失敗すると評価が下がるので、そそそこでいいや。 ・自信がないので止めておこう。 ・やっても認めてくれないから、どうでもいいや。
などと考える落ちこぼれをいかに作らないようにするか、いかに社員の力を結集・ 向上させるか、そんな意味からもチームによる運営は有効な手段です。
--------------------------------------------------------------------------- ●チームワークのポイント●
チーム運営をするとき、多くの人がチームワークの大切さを説いています。
製造現場では、原価・生産・品質・安全などの目標を達成するためには、チーム ワークの良し悪しが業績に大きな影響を及ぼします。
・災害が多い ・不良品が多量に発生する。 ・連絡・報告ミスが多い。 ・作業標準が守られない。 ・作業標準の改廃がされない。 ・お互いの協力体制がない。
などはチームワークが悪いために発生しているといっても過言ではありません。 皆さんの職場のチームワークはどうですか?
チームワークを野球やサッカーそしてコンサートに照らし合わせて見ると、その 7つのポイントが解りやすくなってきます。 (1)チームの目的と達成すべき目標を明らかにする。 (2)一人一人の役割と責任を決める。 (3)リーダーがチームをまとめる。 (4)メンバーの知識・思考・行動の能力アップを行う。 (5)自由な議論や相互理解の場を持つ。 (6)情報や実態を自ら得る。 (7)チームの規律を設ける。
チームワークとは一人一人の力を結集し、1+1=3になるような大きな力を発揮 させることと言えます。
--------------------------------------------------------------------------- ●チーム運営はチームワークと管理職の役割と責任●
チームが、チームワークさえ良ければすべて上手く行くかというと、そうでは ありません。
チームを支援・指導する管理職が
・チームのやってる事や結果に無関心であったり、 ・自分の役割と責任を果たさなかったり、 ・問題に気づかず能天気であったり、 ・何とか成るだろう式の楽観主義だったり、
すると、どんなに素晴しいチームでも、結果に結ぶつくことはないでしょう。
しかも、このような状態が長く続くと、逆に最初は怒っていたチームが、諦めに 変わり、どうでもいいやから、無手勝流の横行、終いにはその場しのぎのプロ集団に変ってしまいます。私が見てきたダメな会社は全てこのパターンで、それも伝統のあるワンマン会社ほどその傾向は顕著でした。
チーム運営は (1)チームワークを良くすることと、(2)管理職が役割と責任を果たすことの 両輪が上手く回ることが前提条件になります。
人員不足・人材不足の中小企業ほどチーム運営を目指し、社員が生き生きと仕事する「燃える職場」にしてみてはいかがですか?
きっと業績が見る見るうちに向上してくることでしょう。 以 上
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