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「マネジメントの視点」バックナンバー

[第045号]2007/0515


 チーム運営が燃える職場を作り業績を向上させる
 

●チーム運営はうまく機能させると大きな成果が期待できる ●

製造業のほとんどの現場では、物づくりをチーム単位で行うように組織を組んで
いることでしょう。

チームで仕事をしていくと、

   ・みんなと協力して仕事をしよう。
   ・みんなに迷惑をかえないようにしよう。
   ・みんなから仲間はずれにならないように努力しよう。
   ・お互い助け合い、支え合おう。
   ・他のチームには負けたくない。

などの人間の集団本能が働き、チーム運営をうまく機能させると大きな成果が期待
できます。

成果主義の下に個人の実績と評価を前面に出すと、力のある社員にとっては良い
のですが、評価が平均以下であったり、力の無い社員にとっては、不安や不平が
見えない所で渦巻き、これでは運営は到底出来ません。

   ・言われた事だけをしておけば責任は果たせる
   ・失敗すると評価が下がるので、そそそこでいいや。
   ・自信がないので止めておこう。
   ・やっても認めてくれないから、どうでもいいや。

などと考える落ちこぼれをいかに作らないようにするか、いかに社員の力を結集・
向上させるか、そんな意味からもチームによる運営は有効な手段です。

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●チームワークのポイント●

チーム運営をするとき、多くの人がチームワークの大切さを説いています。

製造現場では、原価・生産・品質・安全などの目標を達成するためには、チーム
ワークの良し悪しが業績に大きな影響を及ぼします。

   ・災害が多い
   ・不良品が多量に発生する。
   ・連絡・報告ミスが多い。
   ・作業標準が守られない。
   ・作業標準の改廃がされない。
   ・お互いの協力体制がない。

などはチームワークが悪いために発生しているといっても過言ではありません。
皆さんの職場のチームワークはどうですか?

チームワークを野球やサッカーそしてコンサートに照らし合わせて見ると、その
7つのポイントが解りやすくなってきます。
 
(1)チームの目的と達成すべき目標を明らかにする。
(2)一人一人の役割と責任を決める。
(3)リーダーがチームをまとめる。
(4)メンバーの知識・思考・行動の能力アップを行う。
(5)自由な議論や相互理解の場を持つ。
(6)情報や実態を自ら得る。
(7)チームの規律を設ける。

チームワークとは一人一人の力を結集し、1+1=3になるような大きな力を発揮
させることと言えます。

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●チーム運営はチームワークと管理職の役割と責任●

チームが、チームワークさえ良ければすべて上手く行くかというと、そうでは
ありません。

チームを支援・指導する管理職が

   ・チームのやってる事や結果に無関心であったり、
   ・自分の役割と責任を果たさなかったり、
   ・問題に気づかず能天気であったり、
   ・何とか成るだろう式の楽観主義だったり、

すると、どんなに素晴しいチームでも、結果に結ぶつくことはないでしょう。

しかも、このような状態が長く続くと、逆に最初は怒っていたチームが、諦めに
変わり、どうでもいいやから、無手勝流の横行、終いにはその場しのぎのプロ集団に変ってしまいます。私が見てきたダメな会社は全てこのパターンで、それも伝統のあるワンマン会社ほどその傾向は顕著でした。

チーム運営は
(1)チームワークを良くすることと、(2)管理職が役割と責任を果たすことの
両輪が上手く回ることが前提条件になります。

人員不足・人材不足の中小企業ほどチーム運営を目指し、社員が生き生きと仕事する「燃える職場」にしてみてはいかがですか?

きっと業績が見る見るうちに向上してくることでしょう。
                                  以 上


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