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「マネジメントの視点」バックナンバー

[第126号]2008/06/17


 部下をいかに育てるか
 

● 人間は千差万別でいろんな考えや行動をする ●

人間は千差万別でいろんな考えや行動をしますから、部下を育てるのも大変です。

職場に見られる部下を分類してみるといろんなタイプの人がいます。

  ・有能な部下、普通の部下、低能な部下
  ・明るい部下、暗い部下
  ・良く話をする部下、無口な部下
  ・言われなくて仕事をする部下、言われたことしかしない部下
  ・上司に目を向け調子よく、部下には横柄な人
  ・仕事をてきぱきとする部下、とろとろと遅い部下
  ・時間をきっちりしないと嫌いな部下、時間にルーズな部下
  ・向上心の強い部下、向上心のない部下
  ・理解判断の鋭い部下、理解判断の鈍い部下  
                           などなど。

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● 部下を育てる基本はマンツウマンでコーチングする ●

職場の中では人に動いてもらい結果を出すのが上司の役割であり、責任ですから、
人の持っている力をいかに引き出し、伸ばし、育てるかは上司に課せられた使命
と言えます。

従来から言われている、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)つまり仕事を
通じて訓練することが、部下を育てる基本で、それは一人一人に合った指導をする
ということを意味します。

今風に言えばマン・ツウ・マンでコーチングすると言うことになるのでしょう。

このマン・ツウ・マンのコーチングが、実際の職場の中でやれるかと言うと、
いろんなタイプの人がいるわけで、その人その人にあった育て方など普通の人には
不可能に近く、そうは簡単にはやれないでしょう。

しかも、上司は常に結果を求められ、結果を出すための仕事に時間を取られ、
部下を育てるどころか自分の仕事と自分の勉強で手一杯というのが実態ではないで
しょうか?

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● 育てられることを望むのか、望まないのか ●

個人個人を尊重し、それぞれの生き方や考え方が最優先される現在、

部下を育てることは、うまくやっていかないと、返って、「労多くして益なし」と
なったり、あげくには「労多くして害あり」といったことにもなりかねません。

冒頭にも言いましたように、人間は千差万別でいろんな考えを持っていますから、
大切な事は、「部下が、自分は成長したいと思っているか、いないか」です。

部下を育てる前には、必ず、

「将来この会社で、貴方は自分自身がどのようになりたいのか?」

を聞いてから行うことが大切です。

つまり、育てられることを望まない人にいくら教えても、何の意味もないわけで、
望んでいる人にのみ力をかけると言う事です。

次は、「どのような指導の仕方をして欲しいか?」と聞いてください。

そうすることにより、部下の生き方・考え方・性格が理解できると同時に、
上司として「この部下にはこのようにして行こう」ということが見えてきて、
育成がスムーズに行えるようになるでしょう。

ここで気をつけないといけない点は、多くの人を一気に育てようとせず、一人一人
地道に増やしていくことです。

部下の育成は、自分の信頼できる人を増やすことです。焦らず着実に人数を
増やしていってください。

                                以 上


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