● 「不」のつく字 ●
不のつく字にはいろいろあります。
・不平 ・不満 ・不都合 ・不具合・ ・不同 ・不安 ・不安全 ・不完全 ・不快 ・不良 ・不必要 ・不可能 ・不当 ・不明 ・不審 ・不愉快 ・不順 ・不毛 ・不信 ・不和 ・不振など
数限りないほど出てきます。
この「不」というに字は、打ち消すという意味合いが含まれており、製造現場に おいては問題点が内在していることを意味します。
この「不」の状態を放置しておくのか? または積極的にこの「不」の意味を探り、「不」を取り除いていくか? これで製造現場は大きく変わってきます。
-------------------------------------------------------------------------- ● 「不」の原因を深く探ると ●
「不」の原因を対話によって、深く探っていくと、いろいろな問題の本質が 見えてきます。
人間関係のことや、設備のことや、資材のこと、ルールのこと、制度のこと、 やり方のことなどの問題が表面化してきます。
また、相互の考え方や意見の食い違い、相互の理解不足や勘違いなどが解消され、
真の共感や信頼や融和が醸成されやすくなります。
つまり、「不」を深く探るということは、
社員のまた部下の声に耳を傾けることであり、その声を経営に活かす事が出来ると いうことなのです。
そして、上に立つものが不を積極的に奨励すれば、自由な議論の出来る職場を 作ることも出来ます。
つまり、「不」の問題を解決するのが、工場におけるマネジメントなのです。
-------------------------------------------------------------------------- ● 「不」を建設的に捕らえ、問題解決するエネルギーに ● 「不」の文字の言葉が出てくると、どうしても押さえ込みたいという衝動に 駆られてしまうのが普通の人間です。
また、さまざまな意見が出て収拾つかない状況に陥ったりすると、なおさら 「不」の文字は嫌になってしまいます。
しかし、「不」から生じる対立は、人の成長と意欲を増加させると言われており、 ホンダでは、「よく聞き、よく尋ね、よく話す」が奨励されていると聞きます。
不は現状に対する問題点ですから、そのままにしていることは現状を認めている、 つまり問題を放置していることと同じです。 解決しなければどんどん蓄積していくことにもなってしまいます。
問題意識のないところからは「不」は出てこないわけで、「不」を蓄積していく のではなく建設的に捕らえ、問題解決するエネルギーに変えてみてはいかがで しょう。
きっと以下のような効果が得られるでしょう。
・問題の本質が見えてくる。 ・問題が表面化してくる。 ・チームワークが生まれてくる。 ・いろいろなアイデアが出てくる。 ・議論の中からより良い解決策が出てくる。 ・一人一人の人間的成長が行われる。 ・仕事に対する意欲が増してくる。 ・時間の節約と仕事の質が変わってくる。
以上
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