● EQは人を動かす心の知性 ●
EQとはemotional intelligenceの略で、心の知能指数と 訳されています。
1996年に日本に入ってきた概念ですが、従来からある日本の社会があるいは 会社が大切にしてきた考えと、あまり変わることはありません。 逆に失っていったことだと言えるかもしれません。
「企業は人なり」という言葉は昔から言われ続けています。
この時の人のイメージは 会社の抱えている問題・課題を探し出し、自分で考え解決策を探し、部下の意見を 謙虚に聞いて解決策を決め、そして関係部門や部下たちの理解と共感を得て希望を 持たせ、みんな持ってる力を引き出し結果を出すということでしょう。
このベースになるのが心の知能指数つまり人を動かす心の知性です。
心が生み出す感情を認識し、理解し、その中に含まれている情報やエネルギーを 生きて行く上での活力や知恵として役立て、人とのつきあいや関わりに生かして いくということです。
-------------------------------------------------------------------------- ● 感動を呼び起こす ● 今から20年ほど前には、ヒューマンウェアという表現で人を活かす経営が脚光を 浴びていました。
村田昭治先生の「愛とときめきの経営」の中に、 どんな丈夫な船も、それを操る乗組員が、その船を愛していなければ 進みません。会社を愛し、仕事を愛するという風が吹かなければ、 企業も進むはずがないのです。 トップから現場まで、愛とときめきの心で結束した組織こそ、これからの 企業であり、そして、経営者やリーダーがこの風を吹かせていけば、 きっと大きく波を乗り切っていき、素敵な航海になるでしょう。
ということが書かれています。
今、私たちの製造現場にも正にこのような感動を呼び起こすことが求められている のではないでしょうか? 代償を求めず、「誠意」や「熱意」や「情熱」といったものを大切にする マネジメントをもう一度復活させてみてはどうでしょうか?
-------------------------------------------------------------------------- ● 心の知性とは ● EQが高い人ほどバイタリティーがあり密度の濃い仕事をすると言われています。
このEQつまり心の知性とは、以下のようなことを差しています。
1.自分の心に誠実である 2.心のエネルギー(活力)を高める 3.感情に隠された情報を読み取る(心のフィードバック) 4.心の目で見る直観力を活用する 5.相手の力を借りる真摯な心 6.人の信頼に応えていく能力 7.苦境から立ち直る心の回復力 8.信頼の輪を広げていく能力 9.人の意見に耳を傾ける能力 10.意見の対立を円満に収める能力 11.不満を建設的に利用していく能力 12.目標を達成にために潜在能力を生かす 13.一事に打ち込む責任感、勇気、良心 14.人間力としての高潔さ 15.権威に頼らない心の器の影響力 16.直観力を高める 17.心のタイムシフティング能力 18.機会を感じ取る 19.変化を恐れず創造的な自己脱皮する
絶え間なく変化し続ける社会の中で、社員や部下の潜在能力を最大限に発揮して もらうには、心や感情を抜きにしては考えられない時代になってきました。
そのためには、自分自身の心の知性を磨いていく以外に方法はありません。
-------------------------------------------------------------------------- ● リーダーとしてどうのように ●
ではどのようにすれば、心の知性を磨いていくことが出来るのかと言うと、 以下の三つの項目を実践すれば良いだけです。
1.自分の心に忠実に、マイナスの感情も否定することなくこれを生かして 心のエネルギーを高め、直感を大切にして、自分の内に秘められた力を どんどん伸ばしていく。
2.時に裏切られても良いから人を信頼し、真摯な心で人と付き合っていく。 不満と正面から取り組んで建設的な解決に導くなど、どんな厳しい事態に 直面してもひるまず、積極的に適応して、行き詰まりを打開していく。
3.志を持ち、目標を立てて潜在能力を動員し、良心の声に従い、高潔さを 保つ。
そんな難しいことは出来ないと諦めるのではなく、一歩一歩実行していけば 着実に身についていきます。 そうすることが、仕事も、生活も、そして貴方の人生も、きっと素敵で素晴しい ものに変えてくれることでしょう。
以上
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