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「マネジメントの視点」バックナンバー

[第110号]2008/02/19


 製造現場を運営する基本は対話と行動で作る信頼関係
 

● ダメな職場は必ず自主自立が欠如している ●

災害が多い、クレームが多発する、不良率が高い、売上が減少するなどの
ダメな職場は必ずといっていいほど、
   
   ・悪い元凶をすべて他人のせいにする
   ・会社や他人を批判する
   ・やらない理由をすぐ言う
   ・すべて他人事のように言う

などの組織病にかかっており、それはすべて自主自立の欠如から発生しています。

この状態を脱するには、どうしたら良いのでしょうか?
新任の管理職や新米の管理職の多くの人が悩むことでしょう。

解決方法はただ一つで、リーダーと部下との信頼関係を地道に作っていくしか
ないということです。

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● 信頼関係を作る基本は対話と行動 ●

上司と部下、同僚同士の信頼関係の基本は、対話とよく言われますが、ちょっと
話をしたくらいですぐに信頼関係が出来るのなら、みんな苦労はしません。

また、時間をかけて対話をしたからといって信頼関係が出来上がるものでも
ありません。

信頼関係はお互いの心理の問題ですから、不信感を抱いている部下に、まず上司の
方から信頼を得ることをするしかありません。

信頼を得ることとは何か?

それを掴む手段は対話であり、部下との対話の中から、いま部下の困っている
ことを解決してあげることです。
その繰り返しが、上司である貴方に対する信頼につながっていきます。

対話は行動をするための手段ということを忘れてはいけません。

上っ面の対話ではすぐ見抜かれてしまい、対話さえすれば、部下が心底信頼して
くれるなんてことはありえません。
それこそ、面従腹背で、気が付いたら後ろに誰も付いて来ていなかったという
ことになってしまいます。

上司と部下の信頼関係を作る基本は、対話ではなく「対話」と「行動」です。
   
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● 部下が一番不満、不信に思っていること ●

部下が一番不満、不信に思っていることは、多くの場合会社の方針や管理の方法に
ついてです。

  ・今後、会社はまた我々はどのようになるんだろう?
  ・経営者は将来に向けてどんなことを考えているのだろう?
  ・言ってもしてくれない、いくら言ってもムダだ。
  ・どうしてこんなことをするのか?
  ・こんなことをしてどうするんだ。

など、これらはすべて会社の方針や管理の方法について、解らないから不満・
不信になっているにすぎません。

部下はみんな知りたがっています。どうしてなのかを。

手間のかかることですが、一人一人と、またグループでの対話を繰り返し行い
不満・不信を解いてあげてください、
説明をしてあげてください、
そして部下の困っている問題を解決してあげてください。

彼らと正面から向き合い、「対話」の中から「行動」を起すというサイクルが
信頼関係となり、きっと仕事に大きな成果を生み出すことでしょう。

                               以上


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