1. 嗜を絶ち欲を禁ずるは、煩いを除く所以である。
2. 非を抑え悪を損ずるは、禍を祓う所以である。
3. 酒を落し色を欠くは、汚れ無き所以である。
4. 嫌わしきを避け疑いを遠ざくるは、誤り無き所以である。
5. 博く学び確かに問うは、知を広むる所以である。
6. 行いを高くし言を微かにするは、身を修める所以である。
7. 恭、検、謙、約は、自らを守る所以である。
8. 深くを計り遠く慮るは、窮まらない所以である。
9. 仁に親しみ直に交わるは、覆るを扶くる所以である。
10.近く恕して篤く行なうは、人に接する所以である。
11.材に任じ能を使うは、務めを成す所以である。
12.悪をやましめ讒(ざん)を斥くるは、乱を止める所以である。
13.古を推して今に験みるは、惑わない所以である。
14.先ずは揆りて後に度るは、卒なるに応ずる所以である。
15.変を設け権を致すは、結ばれたるを解く所以である。
16.嚢(ふくろ)を括(くく)テ会に順うは、咎なき所以である。
17.橛々梗々(けつけつこうこう)たるは、功を立てる所以である。
18.孜々淑々(しししゅくしゅく)たるは終わりを保つ所以である。
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