●日本人の大好きな桜
春夏秋冬、日本の四季はことさら自然の風景が趣き深さを感じさせてくれま す。とりわけ四季を色で表すと、春は青、夏は朱、秋は白、冬は黒となるの でしょう。 日本画家の東山魁夷氏が「四季のめぐりあい」という題材で春、夏、秋、冬 と四冊の詩画集を出しています。 「春」はやはり、日本人の大好きな桜、淡い色合いの桜がことさら艶かしく、 趣深く、そして清々しさを感じさせてくれます。 21枚の絵の中で、桜を題材に描いているのは以下の6枚ですが、その中で 私の一番好きな絵は、「谿若葉」(たにわかば)です。
「曙」(あけぼの) 桜がほのかに匂い出て春の目覚めを告げています 「春静」(はるしずか) 一本の桜樹が春の日の静けさに白く匂っている 「春映」(しゅんえい) 桜の花を眺め、鳥の声を聞きながら湖畔を歩く 「花明り」(はなあかり)夜の桜の艶かしさと孤独な月の寂寥感 「吉野の桜」 桜に酔い、桜に心を奪われる 「谿若葉」(たにわかば)谷の若葉の中の桜、そのそばで鶯の澄んださえずり
●美しい絵は心のやすらぎ
美しい絵を見ていると何となく心の落ち着きを感じる人が多いのではないで しょうか? 自分の部屋に、もしくは家のどこかに四季折々変化させながら絵を飾ってお くと、きっと日々安らいだ気持ちでいられることでしょう。 たまの休みには家族で、夫婦で、恋人同士で、単身で、美術館の美しい絵を 見るのも素敵ですよね。
●東山魁夷の美術館 彼の作品が展示されている美術館は日本に5館あります。美術館で実物に接すれば「青の魔術師」からきっと心のやすらぎを貰えることでしょう。
・長野県信濃美術館・東山魁夷館(長野県善光寺市) ・香川県立東山魁夷せとうち美術館(香川県坂出市) ・兵庫県立美術館(兵庫県 ・市川市東山魁夷記念館(埼玉県市川市) ・東山魁夷 心の旅時間(岐阜県中津川市)
★東山魁夷の美術館めぐりとお薦めします。 ★「四季のめぐりあい 春」(東山魁夷著、講談社)の購読をお勧めします。
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