☆-----原理原則------------------------------------------------------------------☆ 顧客が、市場が、経営が、組織や仕事の問題が、見えるようにすること。 それにより、問題や実態が見え、原因が分かり、次の手を早く打ち、計画どおり行っているのかいないのかがわかり、強い現場にしていくことができます。 ☆-------------------------------------------------------------------------------☆
見えるようにしていくことについて、本書では多くの事例を挙げて見える化を説いていますが、工場運営に関わる「見える化」を10ヶ条にしてみます。
1.操業や作業の基準が見える 2.問題が発生しているということが見える 3.問題・異常が何かが見える 4.問題・異常の真の原因が見える 5.実行して結果がどうだったのかが見える 6.計画と実績とのギャップが見える 7.ヒントや知恵、取り組みの道筋、考える道筋が見える 8.過去の経験・事例が見える 9.新たな考えが出せているかが見える 10.解決に向けた議論ができているかが見える
現場で言えば、操業員が、問題の原因調査と解決の取り組み、その進捗が見えるようにし、管理職は、操業員の取り組みが、解決に向けてどういった考えが出せているのかが見えるようにし、それぞれの職責において、取り組みの進捗に問題が生じていないか、問題がある場合はすぐにどう動かないといけないか、を考えて実行する仕組みがそこにあることです。
職責によって、求められる「見える化」は異なるので、それぞれの立場で自分の仕事のスタンスとして、「見える化」10か条を作って実行しませんか。
見える化 をともすれば、操業結果をグラフにして日々眺めることと捉えたり、色分けして多くの表やグラフを並べて「見せる化」をしているケースもありますが、「見える化」とは見えるようにして、だからどうするのかに繋がっていかなければいけません。ただグラフを書いただけでは、何も解決に向かいません。何の問題を解決するために、どういう仕事のやり方で、どこへ行き着くのか までシナリオがはっきり出来上がっていることが必要です。
その他本書で紹介されている「見える化」のいくつかを挙げておきます。
1.問題の見える化 @不良在庫の見える化 A店頭商品の見える化 Bスキルの見える化
2.状況の見える化 @標準作業の見える化 A全店情報の見える化
3.顧客の見える化 @顧客満足度の見える化 A顧客にとっての見える化
4.知恵の見える化 @思考回路の見える化 A事故の歴史の見える化
5.経営の見える化 @自社のオペレーションの実態の見える化 A社外に対し企業活動の実態の見える化
それぞれの現場に合った「見える化」を考え、運営に取り入れる。
「見える化」遠藤 功著 (東洋経済新報社)の購読をお勧めします。
以上
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