☆-----原理原則------------------------------------------------------------------☆ 自分のキャリアについてビジョンを持ち、新しい仕事にチャレンジし続け、高い成果を上げることを目指して、新しい仕事を提案したり、それに必要なスキルを身につけるなどして、試行錯誤を続けていくことが必要である。 ☆-------------------------------------------------------------------------------☆
成果主義にまつわる問題や弊害が議論され、本書の中の多くはこの問題について書かれていますが、最後に、成果主義に振り回されずに自分で幸せなキャリアを作り上げていくにはどうすればいいのかが述べられています。 ここでは、筆者の「社員一人ひとりが自立的に動いていく」ことについての考えから学びます。
1.自分のキャリアを幸せに感じることができるかどうかの自己基準を持つこと。
リッチな生活が身についてしまうと、生活レベルが下がることを不幸と感じ、報酬がなによりも優先してしまう。 自分のキャリアとして、報酬は幸せの一つの条件にはなるが、報酬以外のところで、キャリアの充実度を高めていくことについての自己基準を持たないと、いつかは行き詰まる。 そのため最低限維持したい生活レベルを設定すること。これを「生活の損益分岐点」と呼ぶ。 生活の損益分岐点をできるだけ低いレベルで設定できる人は、報酬の制約条件が小さくなり、報酬以外の仕事の内容に直接関わる部分での選択肢が広がる。
2.自分で新しい仕事を仕掛けてスキルを身につける
変化の激しい時代には、スキルや資格はそれを身につけたからといっても、10年後には今と同じ仕事はない。 したがって、先々仕事の中身と求められる能力は変わっていくので、自分のキャリアにゴールを設定しても意味がない。
また、スキルや資格も身につけることを目標とするのではなく、目標を達成するための手段として考えるべきである。 一つの仕事に慣れ居心地の良さを感じ、仕事を変わることを嫌がるのではなく、自己基準に基づいて、自分を生かしながら、3〜5年ごとに新しい仕事にチャレンジしていく姿勢が必要である。
自分の価値観や動機と適合した仕事において能力を発揮し、高い成果を上げることを目指して、新しい仕事を提案したり、それに必要なスキルを身につけるなどして、試行錯誤を続けていくことが必要である。 キャリアや仕事に対して、柔軟で能動的でなければいけない。
3.自分のキャリアについてのビジョン
何をもって幸せなキャリアとするのかという評価基準をもつこと。 どのような特性を持ち、どのような能力が求められる仕事であれば、自分は幸せなキャリアを実現できるかを考える。 それがキャリアビジョン。
過去のキャリアの棚卸しは、幸せなキャリアの自己基準がどこにあるかを気づくために行うもの。 仕事の中身と求められる能力が変わっていくので、過去のキャリアはますます通用しなくなっていく。 転職は今と違う仕事をして新たなスキルを身につけ、キャリアの充実度を上げていくために行うもの、同じ仕事を継続してするための転職はキャリアアップには結びつかない。
「成果主義は怖くない」 高橋俊介著 の購読をお勧めします。
以 上
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