☆-----原理原則------------------------------------------------------------------☆ 能力・経験を持っているものの、先行きへの不確実性、燃え尽き等、さまざまな不安を抱え情緒不安定に陥っている、中堅社員を再活性化させることは、本人にも企業にも、社会にも有益である。 ☆-------------------------------------------------------------------------------☆
多くの中堅社員は、「自分の仕事に新しい意義を見出したい」と願いながら、仕事上の責任、家族や余暇をうまくバランスさせる方法を模索しています。 仕事への満足度が最も大きく低下するのは、35〜44歳の層で、働く時間は長く、仕事に楽しさを見出せず、他の選択肢を模索しています。
1)中堅社員の欲求不満の原因を次に挙げます。
(1) 雇用主への失望 ダウンサイジングの後に不安と不信が訪れ、また、経営陣と社員との間に存在する、極めて大きな給与格差への反感をもっている
(2)燃え尽き症候群 20年以上に渡り成功を目指してきて、能力を使い果たし、ストレスにさいなまれている 「自分の仕事はつまらない」「同じことの繰り返しだ」と感じ、エネルギーや意欲の欠如に陥っている
(3)積み上げてきたキャリアへの失望 社内における自分の役割や仕事の影響度が、若い頃の理想や野心と大きく食い違っている
(4)身につけたスキルの陳腐化 知識社会にあって、今までのキャリアにおいて身に付けてきたスキルが、新しい仕事のやり方やマネジメント・スタイルに適応できなくなっている さらにスキルを向上させるために、継続して時間や努力を傾けなければ、昇進を果たし、より面白い仕事、より給与の高い仕事につくことができない
(5)ポスト不足 組織の階層が減りつつあり、少ないポジションをめぐって競い合っている ポスト不足は一大懸念事項である
(6)仕事と家庭の両立 子どもへの責任と両親への責任の板挟みになり、同時期に業務上の責任が重くなる
(7)長い老後 退職に備えた貯蓄が少なく、退職後も働き続けなければならない 優秀なベテラン社員が突然退職をする問題と、不満を抱きながらも辞めずにいる人達の問題に対し、現在の仕事をもっと楽しく、もっと質の高いものにしなければいけない
2)中堅社員のキャリア活性化戦略 ジョブローテーションの円滑化と「キーパー」(業績を維持する人)を見つけること 中堅社員のスキルと経験は得がたいものがあり、「キーパー」を確保するためのツールについて挙げます。
(1)異なる地域や異なる部門で、全く新しい仕事に従事させてみる 今までのスキルや経験、人脈を活用できると共に、新たなスキルや経験が養われる
(2)キャリア転換 中堅社員は新しい経験を夢見ているが、長年慣れ親しんだ組織を離れるにはリスクを伴う しかし、成長を望むならば、キャリア転換というリスクを覚悟しなければならない
(3)同僚のメンタリング ベテラン社員に、培ってきた経験を共有し、アドバイスや指導、知識共有の触媒といった役割を担わせて組織に還元し、職場で新しい人間関係を築く方法として充実感を得られる 中堅社員の再活用と未熟な社員の専門知識や社内ノウハウの向上
(4)再研修 何年も同じラインで働いてきて表も裏も知り尽くして、いい加減 別の仕事をしてみたいと望んでいる また一定の地位を得てしまうと、自己成長への意欲が失われてしまう人もいる 新しいアイデアや事業領域を紹介するプログラムなどによって、 知見を広げ、さらなる学習意欲を刺激する
(5)サバティカル(長期休暇) 長期間現業から離れてみることにより、再活性化し、組織に再び貢献を果たしてくれる
(6)リーダーシップ研修対象者の拡大 リーダー育成プログラムの対象を中堅社員まで拡大する リストラと組織のフラット化によって、これまでのキャリアパスは崩壊し、仕事を通じてリーダーとして必要なスキルを蓄積することが難しくなった しかし、さらに上を目指すことを望んでいる中堅社員は多くいる
以 上
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