☆-----原理原則------------------------------------------------------------------☆ 型どおりのマーケティング手法を踏襲するだけでは勝てない。マーケティング・マインドを持った社員が数多く存在する会社が成功する。客を満足させ、喜ばせることを自らの喜びと感じられる心を持った社員が、会社を成功に導くということを、経営者は忘れてはならない。 ☆-------------------------------------------------------------------------------☆
1.顧客満足という言葉が頻繁に使われます。マーケティングでは必ず向き合わなければいけないテーマです。より顧客に近いところで仕事をしている方々には、改めて解説する必要もありませんが、消費者から、店・代理店・営業を通じて情報が届く工場部門の者にとって、顧客満足という言葉は何度も聞いて頭の中では分かっているようで、実際はあまり理解されていないのではないでしょうか。
2.「そんな小ロットの製品の生産は効率が悪くてだめだ、営業はもっとまとまったロットの注文をとってこい」「最近新しいスペックの製品ばかり増えて、生産ライン切り替えが増え、ロスはばかにならない」等々。
しかしそうは言っても、世の中の動きが小ロットになっているのに、工場はコストダウンのプレッシャーが大きいために、昔と同じ同一品種をフル生産し、切り替えロスを減らし、生産量を上げてロスとコストを下げる、という考え方から抜け出せません。
3.多くのマーケティングの本には、大事なのは「顧客の潜在ニーズを読む」 「顧客のニーズに答える」と書いています。ヒットした具体的な商品の例を上げ、うまくニーズを汲み上げ商品化にこぎ着けたと紹介しています。市場で商品の結果が出てから、何故売れたのか、何故失敗したのかと批評されているのがほとんどです。
4.その商品がどういうやり方でマーケティングリサーチされ、その方法のどこに間違いがあったのかは本に書かかれていません。 開発はその「どうやって」がノウハウで勝敗を決するのです。 「都度消費者の声を聞いていった、営業から顧客の声を集めさせ分析して行った」…だからそれをどういうやり方でしたのかがノウハウです。そのやり方のところで、成功したり失敗したりしているのです。
5.このやり方を自らの手で開拓していかないと、競合他社に勝てる商品にたどり着くことができません。商品開発とは、この開発のプロセスで勝負が決まるといっても過言ではないと思います。
6.他社と商品機能やサービスで差別化した戦略を見出していくのに、これだという決まった方やり方はありません。競合他社と同じやり方(調査)をやれば同じ答えに行き着きます。それでは他社を出し抜いた差別化は出せません。一般的に先に仕掛けたものが勝ちますが、すぐに他社が追いかけてきます。常に他社と違うオリジナルな仕事のやり方を開発し続け、顧客が満足する商品や品質を探る仕事のやり方をしなければ勝てません。すなわち当たり前の消費者調査等の仕事をしている限りは他社には勝てないのです。
7.開発のプロセスそのものを他社と違ったやり方に変えていき、商品コンセプトを出しきった時、その商品は間違いなく売れる商品に向かっているはずです。
・「マーケティングを哲学として経営に取り入れるということ」平久保仲人著 (日本実業出版社)の購読をお薦めします。 以 上
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